身近でできる防災対策
【自宅編】家庭やご近所で備えること
最低3日分の食料や飲料水、それぞれで必要としている生活必需品を各家庭で備蓄しておきましょう。普段の生活で使っている物を、普段の生活の中で余分に買うことにより、定期的に備蓄が更新されます。特別なものを揃える必要はありません。
発災直後は、水や食料を求めて多くの人が食料品店やスーパー、コンビニエンスストアー等に集まることが予想されます。
また、高層マンション等では、エレベーターが停止すると階段で上り下りすることになって食材の買い物等が難しくなることも想定されます。倒壊の危険がない場合でも、準備が必要です。
おむつや生理用品、常備薬、アレルギーに対応した食べ物など、一般の人と異なる生活用品を必要とする人は、物資が届かない可能性も考えられるので多めに準備しておくことも考えておきましょう。
ご近所や同じ地域内の企業同士で、共同で備蓄品を準備し、定期的に訓練で消費しながら更新するなど、共同のイベントに合わせて備蓄を進めることで地域内の連携がより深まることも期待できます。
破損した水道管から水を汲む被災者(阪神・淡路大震災)