想定した3地震について、地震でどの程度の波（地震波）が発生するか想定し、その地震波が地上に伝わるまでにどう変化し、地上では地震波がどれくらいの大きさになるかを計算しました。地上での「地震波」の大きさから、地上での揺れの大きさ：震度を計算しています。

　千葉県北西部直下地震及び大正型関東地震については、短周期地震動予測については統計的グリーン関数法で、長周期地震動予測は三次元差分法で計算し、両者をハイブリッドした波形を作成することにより、工学的基盤の地震動を求めています。

　このハイブリッド波形を入力地震動として浅部地盤について250mメッシュ毎に一次元等価線形法による応答計算を行うことにより、地表の地震動を求めました。