あなたは動こうとしたが、揺れの中立っていることさえできず、床に倒れました。テレビやたんすは固定していましたが、分厚い本が頭にぶつかり、気が遠くなりました。
激しい揺れは長く続きました…
揺れがおさまり、あなたはおそるおそる起き上がりました。
手が血まみれでぎょっとしました。額を切ったようです。あなたはものが散乱する部屋の中でばんそうこうを探して貼りました。
実家に電話をしてみましたが、つながりません。
実家までは歩いて30分。両親が心配なあなたは家に帰ることにしました。
台所はカレーが床にぶちまけられていました。火は安全装置が作動して止まっています。
皿の破片を踏まないように気を付けながら外へ出ました。
TIPS
揺れの強い間は何よりも自分の身を守りましょう。丈夫な机の下にもぐるか、手やカバンなどで頭を守ってその場に丸まりましょう。火を止めたり、窓を開けて避難経路を確保するのは、揺れが収まってからにしましょう。