実家にはまったく備蓄がありませんでした。
あなたは最寄りの避難所である学校に行ってみましたが、被害が激しく、まだ救援物資が届くめどが立っていないと言われました。
3日めにようやく物資がきましたが、おにぎりひとつ貰うのにも長時間並ばなければいけません。
満足に食べていないあなたと両親はイライラし、やがて口論になり、お前の面倒まで見切れないから家に戻れといわれ、心配しているから残ったのにと、あなたは腹を立てて家に戻りました。
あなたと両親は、それぞれバラバラに、豪雨災害の日を迎えることになりました―。