身近でできる防災対策

【自宅編】家庭やご近所で備えること


 地震の強い揺れにより、室内の家具の転倒や、窓や落下した食器等の破片が散乱してケガをすることを避けるため、室内を総点検してください。

 家具の転倒防止器具は、二種類以上のものを組み合わせて使うと効果が高くなります。また、家具と天井の間に物を置いて隙間をなくすことにより、同様の効果が得られます。金具等で壁と固定する場合、壁の柱材がある場所にしましょう。
 造りつけの家具(壁や床と一体化して作られた家具)は転倒することがないので、新築やリフォームの際に相談することも考えられます。
 また、食器棚のガラス戸等には飛散防止フィルムを貼りましょう。人が生活する側に貼ります。テレビや電子レンジなどが飛んできたり、棚の上等から物が落ちることも考えられますので、固定できるものは固定するとともに、高いところに割れものや重いものを置かないようにしましょう。

 寝ている時は、誰もが無防備です。もし夜の地震で家具が倒れて死傷することがないよう、寝る場所を変えたり、家具を移動したりして自宅の中でも安全な場所を確保しておきましょう。

家具の転倒防止やガラスの飛散防止対策をしよう。