身近でできる防災対策
【自宅編】家庭やご近所で備えること
強い揺れを感じたり、揺れが弱くても長くゆったりと続く揺れを感じたら、高台や高層階といった安全な避難場所に迅速に自主避難するという行動原則を徹底することが重要です。皆で助け合いながら逃げることは重要ですが、三陸地方の言い伝え「津波てんでんこ」のとおり、自分の命は自分で守ることが基本的な考え方です。この行動を基本原則としてみんなが共有することは、自分の命を守るだけではなく、自分を助けようとする他の人の命を守ることにもつながります。
また、徒歩による避難が原則ではありますが、地域特性を踏まえて、遠距離の避難を余儀なくされる場合には車を使った避難も有効と考えられます。車による避難は渋滞を招き、かえって避難の遅れにつながるとも考えられますが、利用の際に渋滞につかまった場合には躊躇せずにすぐさま徒歩避難に切り替えるという行動ルールを徹底することも重要です。
日頃から安全な避難場所や避難経路を確認しておき、災害時にはできるだけ早く避難するようにしましょう。
「揺れたら避難!」 いち早く津波からの避難を