千葉県が過去に被害を受けた地震を年表にしました。古くは、古文書や過去帳・墓碑に被害や当時の状況が書かれており、その内容から地震の規模や各地の震度を推定しています。
明治17年(西暦1883年)から組織的な地震観測が始まり、さらに、最近は地震計が各地に設置されるようになったため、詳細なデータが取得できるようになりました。
一般に大きな地震は、ある周期で発生するとされています。これらは、プレートが、一定のスピードで沈み込み、プレート境界やプレート内等に生じたひずみで岩盤が一定の間隔で破壊することによるものです。
相模トラフ等で生じた1703年の元禄地震や1923年の関東地震は、約200年の周期とされています。また、小田原付近では約70年周期で、マグニチュード7程度の地震が発生しています。